出血表現と言えばいつもコンシューマー用ゲームで論争の的になるのです。特に日本ではここ最近、規制を強める傾向にあります。CESAがその代表的な機関です。ゲーム機の高性能化に伴い、リアルな表現が可能になってきていることが影響しているのでしょう。
当然、PDZeroも出血表現を伴うゲームです。ここでいう出血表現とは多量の血、内臓などが適合しています。確かにゲームに臨場感を出すためには出血表現は必要かと思いますが、現行ゲーム機のスペックをフルに使うとホントにリアルなものができてしまうので、そこの兼ね合いをどうするかが開発サイドにひとつの問題となっています。PDZeroでは海外版に関しては、PDと同程度の出血表現(床や壁に血が流れる程度)にとどまるといった情報があります。(多少はリアルになるかも知れませんが、腕や足が飛ぶといったことはないようです。)
日本国内においてはPD同様に海外版よりも出血表現を落とす措置が取られるかも知れません。ただ、現行の規制はあくまでメーカー側が自主規制を行うものらしいので、PDZeroはどうなるか不明です。任天堂ならば確実に規制してくるところでもMicrosoftならGOしちゃうとか十分あり得ます。
また、第三者機関による規制を求める声も。参考までに、こんな新聞記事(▼)を紹介。
国内ゲーム会社を中心に203社・団体で構成しているコンピュータエンターテイメントソフトウェア協会(CESA、本部東京)は7日、ゲームソフトの過激な暴力や性的表現などを自主監視するための第三者機関を設置する方針を明らかにした。早ければ来年3月をめどに設置し、未成年者などが残酷な表現を含むゲームソフトで遊べないようにするなど、さまざまな規制策の検討に乗り出す考えだ。家庭用ゲーム機の高機能化に伴って、市販されているゲームソフトのうち、一部のソフトでは暴力表現などが年々激しくなる傾向にある。中にはゲームの中で銃弾を受けた人物から血が吹き出るなどの表現が頻繁に登場するソフトもあり、保護者らから「未成年者に対して悪影響を及ぼす」などの批判が出ていた。CESAは1997年、「倫理に関する自主規制」を策定。現在はソフト自体に「注意喚起マーク」を張り付けているが、各社の自主判断に任されているのが実情で、より厳しい監視・規制機関を求める声が高まっている。しかし、業界内には規制の対象となる表現の範囲や年齢をめぐってさまざまな意見もあり、今後、第三者機関を中心に慎重に協議していく方針だ。
▲ココまで。
う〜ん、ゲーム業界としてもだんだんと規制を強める方向できてますね。「このゲームには銃撃シーン、暴力シーンが多く含まれております。」なんていうのは規制の対象になるでしょう。ちなみに↑の記述、PDのものです。(爆
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